【認知症に新薬登場の可能性】

こんにちは!高齢者相談センターケアリビングの小池です!

 

7月8日に日本企業のエーザイ株式会社と米バイオジェンが共同開発している

認知症治療薬「アデュカヌマブ」を米食品医薬品局(FDA)へ新薬承認申請を完了したとの報道がありました。

 

今回の新薬は昨年の臨床試験会議にてバイオジェンの開発担当者より投与量を増やした患者の

認知機能の低下が22%抑えられたほか、日常生活への影響も40%抑えるデータを報告がありました。

最短で21年にも認知機能の低下を抑える世界初の治療薬として発売できる可能性をエーザイは示唆しています。

 

アルツハイマー病を中心とする認知症患者は2015年時点で世界に4600万人、

2050年には1億5000万人まで増える予想データがあります。

今回の新薬は、それらを抑制する効果が大きく期待できます。

ただし、クリアしなければならない課題もあります。

 

・薬剤費⇒年間2000万円以上の試算

・保険適用の可否

 

日本国内における年間の社会保障費の予算割合が年々増えていますが、

認知症を根本から回復できる環境が整えば医療費の削減も期待できます。

低減分を保険適用時に充当するなどの仕組みが整備されることを期待します。

なるべく早く、効果が実証され、一般家庭に安価で提供される日が来ることを願います!

 

本日のニュースで東京都のコロナ陽性判定者が200名を超えたと報道されていました。

緊急事態宣言時以上の数字に驚きを隠せません。

改めて新様式の生活としてステイホーム、ソーシャルディスタンス、

3密を意識して感染拡大防止に皆で協力していきましょう!それでは!!